舟場元町 題名:竹内久盛 内容:久盛は、5尺に足りない体躯であったが、小兵でも剛強の男に勝てる武技を案出した者と知られていた。ある日、大力剛勇で知られる高畠益友が「拙者のような者でも組み伏せることができるか」と挑んだ所、久盛は一瞬の隙に高畠に飛びかかって倒し、素早く縄をかけてしまった。力に物を言わせてはね起きようとした高畠の鼻先に懐剣を突きつけ「これこれ、死人が動いてはいけませんよ」と語った場面。 作者:舟場元町絵師の会 舟場町 題名:木曽義仲 火牛の計 内容:源氏の血族である木曽義仲は、誰よりも平家滅亡を望んでいた。倶利伽羅峠にて迫りくる平家の大軍を火牛の計という牛に火をつけて暴れさせ、戦場を混乱させて戦い、退却させた。絵は義仲が火牛の計で平家と戦った場面。 作者:舟場町絵師の会 ◎十和田八幡平観光物産協会長賞受賞 新田町 題名:平 惟茂 内容:狩のために信州戸隠山に入った時、惟茂は美女たちが紅葉を愛でながら酒宴を催す場に出会う。誘われるまま酒宴に加わり酔ってまどろんでいると、夢に武内の神が現れ、美女の正体が鬼である事を告げる。目覚めた惟茂は剣を抜くと、目にも止まらぬ速さで鬼神を退治する。 作者:新田町絵師の会 六日町 題名:船弁慶 内容:鎌倉方から追われる身となった義経は静御前との別れを惜しみつつ船出しますが、船を出すや否や突然平家一門総大将の怨霊平知盛が義経を海に沈めようと薙刀を振りかざし襲いかかります。対し弁慶は数珠をもみ必死に五大尊明王に祈祷します。平家滅亡の恨みを晴らさんとする怨霊知盛と、それを退散せんとする弁慶の死闘を描いた絵です。 作者:六日町若者会 ◎鹿角市長賞受賞 谷地田町 題名:茨木 内容:平安時代、源頼光四天王の渡辺綱に腕を切り落とされた鬼が綱の伯母に化けて腕を取り返しにきて、綱と対峙した場面。 作者:大里大、髙村修平 ◎花輪ばやし祭典委員会長賞 大町 題名:弁慶の立往生 内容:兄、源頼朝に追われた源義経とその家臣らは、奥州平泉の衣川館へ逃れます。多数の敵勢を相手に弁慶は義経を守る為、堂の前に立って薙刀をふるいます。しかし、敵の矢が雨の様に弁慶の身体を刺します。君主義経を想いながら、大勢の敵の前に立ちふさがる弁慶を描いています。死してもなお義経を守りつづけるかのような弁慶の勇ましさを表現しています。 作者:柳原 大哉 ◎秋田県知事賞 旭町 題名:鎮西八郎為朝 内容:上皇・天皇のために源平が入り乱れて戦ったことで武士の台頭のきっかけとなった保元の乱。その中で武勇を轟かせていたのが、源為朝である。強弓で有名な為朝は、夜討をかけてきた兄の義朝に対し弓矢で対抗しており、その場面。 作者:五日市 栄光 ◎鹿角市教育長賞 新町 題名:源平合戦 内容:平安時代の武将、源頼朝に平清盛が飛びかかり戦いを挑む様子。 作者:新町絵師の会 ◎かづの商工会長賞 横丁 題名:蒙古襲来 内容:襲い掛かる蒙古と、剣を構え毅然と立ち向かう肥後国の御家人、竹崎季長。 作者:横丁絵師の会 組丁 題名:川中島の合戦 内容:武田信玄の本陣に攻め入る上杉謙信が三度信玄に切りかかり、受ける信玄も軍配で太刀を受け応戦する様子。かう肥後国の御家人、竹崎季長。 作者:組丁絵師の会