舟場元町 菅原 崇さん

花輪ばやしの思い出は?

早いもので、卒業を迎えることになりました。まさか最後に祭りが出来ないとは夢にも思いませんでしたが、町内をはじめ、多くの皆様から支えていただき無事卒業できそうです。本当にありがとうございました。私は昨年まで若協役員を5年ほど努めましたが、若協役員経験者をはじめ多くの先輩は若協役員を尊重し、活動を応援してくれました。私も「若協応援隊(若者応援隊改め)」としてこれからも活動をサポートしていきたいと思っています。
これから若協役員を目指す若者が一人でも出ることを願い、若協役員「あるある」をご紹介します。

・若協役員は太ります。私も5年で10kg太りました(10人中8人は太ると思います。今年の役員を見てください。ご納得・・・!?)。

・酒作りがうまくなります。特に若協役員1年目は懇親会でひたすら酒作り。これでもかというほど先輩の酒を作りますが、途中から「ステルス」を覚え、先輩は急激に激酔いします。と思ったら、自分も晩年はステルス攻撃を・・・。酒は狡賢く作りましょう!

・5月頃から急に天気を気にし始めます。「今年の会長は大丈夫か?」といった声が必ずあちらこちらから聞かれます。「雨の会」という若協OB会もあります。今年の会長は・・・。

・「非日常が祭り」だとすれば、若協役員も「非日常の連続」です。「仕事をしているのか」、「祭りが仕事なのか」わからなくなるぐらい、日夜祭りの準備をしています。ただ酒を飲んでいるわけではないのです。

・「地球とけんかをして顔を擦りむく」、「服を着たままシャワーを浴びる」、「タンスを開けて嘔吐し次の日妻が発狂する」、「旅先で旅券と大切な写真を忘れ大惨事」・・等々、酒に飲まれることが多くなります。それでも失態をサポートしてくれる素敵な仲間がいます。

・会議、遠征等のMCチェック(「噛み」)が非常に厳しいです。まさか自分が最後のサンサで・・・(痛恨の極みです)。「もとい」、噛んでも噛んでも楽しい仲間がフォローしてくれます。

・七夕の稲村橋で点火の合図を出す外交部長の「松明」はその人の個性が表れます。部長の「嗜癖」をリサーチして舟場元町で作成していますが、七夕の「裏の楽しみ」の一つです。来年はどんな松明になるのでしょうか?乞うご期待、お楽しみに!

・バランス感覚が磨かれます。家庭とのバランス(家族の理解)、仕事のバランス(職場の理解)、町内とのバランス(温度差に戸惑いますが)。

・「21世紀会」なる秘密組織があります(dangerous)。しかし、非常に協力的です。ただ8月6日に会を開催するのはやめてもらいましょう。熱が上がる、体調を崩す等々ダメージが・・・。
 好き勝手に身内ネタを書きましたが、結局は楽しくなければ続きません。若協は7割つらく、2割が爽快、後の1割は?。理不尽と不合理はたくさんありますが、若協役員は誰よりもこの祭りのために頑張っています。突き詰めると、楽しくなければ続かない。「いわば」若協ほど楽しい組織はない。さあ、皆さん、花輪ばやしやるべ!若協役員やるべ!全町若者のさらなる奮闘と、若協役員の活躍を心から願っています。本当にありがとうございました。

後輩に一言

その昔、古い会館で飲み明かし、丑三つ時を迎えたころ、先輩がぽろっと「祭りが出来ない奴は仕事もできない」と呟きました(そういえば去年卒業した当町の卒業生(謝罪芸人)も同じことを言ってましたが・・・)。その言葉が心に深く染み入ったことが昨日のことのように思い出されます。この祭りは定年制です。一日一日を大切に、「祭り」で毎日を楽しんでください。
「何しようぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」 万歳!