ユネスコ無形文化遺産 | 国指定重要無形民俗文化財

若者頭協議会について

花輪ばやしの運営について

花輪ばやしは屋台が10台、10の町内で運営しています。それぞれの町内において細かい部分で違いはありますが、基本的な組織としては「若者会」と「その他(自治会や若者会OB組織)」に分かれています。 「若者会」は高校卒業から数え42歳までの男性で構成されており、若者会が中心となって祭りを運営してます。  

花輪ばやしの十の町内

舟場元町
舟場町
新田町
六日町
谷地田町
大町
旭町
新町
横丁
組丁

若者会とは

花輪ばやしに参加している10町内には、多少の差異はあれど若者会が存在し、屋台の運行はこの若者会主体で行われます。 ◎正頭・頭 町内の若者の中のリーダーとなる人物で、町内外の祭りごとに関し、責任をもって指示や対応を行い、町内のすべてを取り仕切ります。その中で正頭(頭の中のトップ)または正頭と同等の権限を持った人物が若者頭協議会に出向します。 ◎外交長 自町内の屋台運行の責任者で、屋台運行の全権限が与えられます。 自分の意のままに屋台を運行できるという事では一番やりがいがある任務ともいわれます。 ◎先頭外交 若者頭協議会から指示等を伝達する役目を任されます。先頭外交だけは町境や各町内の事務所を挨拶なしでも往来できる特権があります。この先頭外交は祭りに関するしきたりや挨拶を身に付けなければなりません。その経験は次期外交長としての有力な後継者候補の糧となります。 ◎外交 外交長の補佐的役割をしながら、安全な屋台運行を行います。  

若者頭協議会とは?

      各町内若者会の中で「頭」と呼ばれている者で構成されている組織で、その中で10の町内から1名ずつ出向し、10町10名で構成されているのが「若者頭協議会役員」であり、若者会の上部組織にあたります。 若者頭協議会役員は10の町内全体を取り仕切る組織ということになります。        

若者頭協議会役員

役職 令和5年役員名 役割
会長 山崎 秀将(組丁) 若者頭協議会の統括を行います。
副会長 藤井 安洋(横丁) 田村 剛之(六日町) 会長の補佐をし、不在の時は代行をつとめます。
外交部長 盛内 優紀(舟場元町) 花輪ばやしの運行責任者で、町境の挨拶や、取りまとめ、運行の流れなど、すべて外交部長の指示のもとにとりおこないます。
外交副部長 石木田 章吾(旭町) 高村 修平(谷地田町) 外交部長の補佐をし、部長不在の時は代行をつとめ、祭りの先頭を動かします。
交通施設部長 杉澤 達也(大町) 交通標識の設置計画をはじめ、主要箇所への標識の設置や確認を行います。交通の安全面に対しての配慮につとめます。
交通施設副部長 佐藤 健太(新町) 菅原 涼介(新田町) 祭りの際は交通施設部長の補佐を行います。また、祭りのための交通規制図の作成等の手配を行います。
総務部 柳館 政利(舟場町) 朝詰の最中に、御旅所から桝形へ御神体を運ぶ際、若者の指示や誘導を行います。また、祭りに関する事前準備や段取り等を行います。
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